今時の方たちは「うだつが上がらない」なんて使ってますか?
まあそう言ってる私自身あまり使ってはいませんけど、そんな街並みを散策してきましたのでお付き合いくださいね。
「うだつ」って何?
平安時代は「うだち」っといったが、室町時代以降「うだつ」と訛った。
本来は梁(うつばり)の上に立てる小さい柱の事を言ったがm」そののち、自家と隣家との間の屋根を少し持ち上げた部分を「うだつ」とよぶようになった。
桃山時代に描かれた屏風にはうだつのある長屋が描かれている。
桃山時代から江戸時代にかけては木製のうだつが存在するなど、当初は防火壁と言うよりは屋根が強風で飛んだりするのを防ぐ防風の意味合いや、また装飾的な意味合いが強かった。
本来、町屋が隣り合い連即して建てられる場合に隣家からの家事が燃え移るのを防ぐための防火壁として造られたものだが、江戸時代中期ごろになると装飾的な意味に重きが置かれるようになる。
自己の財力を誇示するための手段として、上方を中心に商屋の屋根上に競って立派な「うだつ」があげられた。
小名浜古湊付近(ほどんと無くなってきました)
こちらはどっしりとしてますね!
おしゃれな「うだつ」ですね! センスがある!
大まかにこの通りですので、実物を見たい方どうぞ!
二階も立派な観音扉あります・・・
あらら・・・こちらも!喚起窓なのかな!?昔はもっとあったのに最近はこれしかありませんね~維持が難しいんでしょうか?
ハンドメイドのペイントで痛車風 発見!
カラスかと思いきや何?
代々続いてきている物は残してほしいけれど、世代交代の時に壊されてしまうのでしょうね。これも時代の波で、あたりまえのことなんでしょうか?
確かに住み心地を考えれば、新築の家で現代的な家に住みたいですよね。伝承郷にでも持っていけば継承できるんじゃないかな・・・