日本の伝統を味わう、恵方巻 – 豆知識と食べ方の楽しみ”
日本の季節ごとに楽しまれる様々な伝統行事の中で、節分に関連する独自の習慣があります。
その中でも注目を浴びるのが、2月3日に行われる節分の「恵方巻き」です。恵方巻きは、近年日本国内外で人気を集めている寿司ロールで、その特別な日に食べることが習慣となっています。
一体いつから始まったのでしょうか？
結論を申しますと起源は「広島発祥説」と「京都発祥説」があります。
私たちが若いころには「恵方巻」って言葉すらなかったように思いますね！
なぜ節分に恵方巻きを食べるのか？
その魅力を探ってみましょう。
恵方巻きはいつから？元々は西日本の風習！？
恵方巻きの起源にはいろいろな俗説があります。
【広島発祥説】
1989年に広島県のとあるセブンイレブンで、節分に太巻きを販売したのがきっかけ、とする説がありますね！
その際に「恵方巻」という名前をつけ販売をスタートしたのが始まりと言われています。
【京都発祥説】
京都では、立春の日に「恵方を向いて巻き寿司を食べると、一年間の無病息災が保たれる」という信仰が広まり、これが恵方巻きの始まりとされています。
どちらが信憑性があるかは知りませんが、恵方巻きは最近では全国的に広まり、多くの人々に親しまれています。
恵方とは
恵方とは、その年の金運や幸福をつかさどる「歳徳神（としとくじん）」という神様がいる方角のことを言います。
恵方は年ごとに変わり「その方角を向いて様々なことをおこなうと、万事うまくいきやすい」という言い伝えがあり、昔は恵方巻の方角だけでなく、初めてのことをおこなうときや初詣の際も、恵方を参考にしたそうです。
なぜ節分に恵方巻きなのか？
それは、節分が季節の変わり目であると同時に、邪気を払い福を呼び込む行事であるためです。
恵方に向かって食べることで、良い方向に向かって運気を導く（巻き込む）と信じられています。
また、恵方巻きには巻かれた具材に意味が込められており、各地域や店舗によってバリエーションがあるのも楽しみの一つです。
恵方巻の食べ方
恵方巻きを作る場合、七福神に因んで、具は七種類入れると良いとされています。
具体的な食べ方としては、まずはその年の恵方を確認し、巻き寿司をその方向を向いて食べることが重要です。
また、一気に無言で食べ進めることが縁起が良いとされています。
これにより、新たな年を迎える準備が整い、良い出発ができると考えられているのです。
恵方巻きは、日本の文化や信仰が織り交ぜられ、食べるだけでなく楽しむことができる特別な寿司です。
節分の時季になると、スーパーマーケットや寿司店、コンビニなどで様々な恵方巻きが販売され、多くの人々が家族や友人と一緒に楽しんでいます。
日本の伝統と美味しさを感じながら、新しい年の始まりを迎える恵方巻き、ぜひ一度試してみてください
恵方巻を英語でなんて言うの？
直接に略すなら「Eho-maki」ですよね！（笑）
しかしこれでは外国の方には通じません！
ちょっと分かりやすく話すなら、「Fortune sushi roll」（フォーチュン・スシロール）と言えば、運があるスシロール？やはり分かりずらいですね・・・
まあ日本古来の？風習を説明すること自体に無理があるのかもしれません！
